2024年11月25日 17世紀中頃、ヨーロッパの王侯貴族から重宝された柿右衛門の色絵陶磁器。温かみのある白く柔和な磁肌に余白を活かした左右非対称の構図が流行となり、後にマイセンをはじめヨーロッパ磁器誕生に大きな影響を与えました。窯元の敷地には、作品の展示場や工房、窯、葦葺き家屋があり、裏山と調和して、明るく穏やかな雰囲気を出しています。この土地から美しい陶磁器が生まれてくる秘密を味わってください。